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前田副委員長の挨拶
 
 本日は、お忙しいなかお集まりいただきまして、ありがとうございます。
  公大連は、3年前の2006年、平成18年7月、大阪において結成大会を開催いたしました。本日は、昨年の活動、3年目の活動を踏まえまして、本年度、4年目の活動についてご検討いただくことになりますが、合議制の全国組織にふさわしい議論と結論をお願いしたいと思っております。
  さて、「大学改革は、大学教員の意識改革から」、「成果主義によって大学の活性化を」、「研究費の重点的配分によって研究の活性化を」、「トップダウンによるマネジメントを」、こうした大学理事者側の主張をここ数年よく耳にするようになりました。私たちは、こうしたその時々の雰囲気や気分に合った主張を、その主張の妥当性や実効性にあまり疑問を持つことなく、ただ何となく受け入れてしまう傾向性があり、道州制の問題も、そうした問題の一つとなっていく可能性があります。そして、市町村合併や大学の統廃合問題と道州制の問題がからめられて、今後、ただ何となく正しいだろうというイメージが先行する動きが登場してくることが予想されます。
  ただ、何となく正しいと考えてしまう、イメージが先行し、その時々の気分や雰囲気に流されてしまう、こんな危険なことはないと考えます。気分や雰囲気に流された駄目な議論を何度積み重ねても事態は改善しませんし、むしろ危険です。私たちは大学問題に関連する、さまざまな主張を十分に検証し、検討すべきであると思います。
  大学とはどうあるべきなのか、大学の教育や研究活動を活性化するためにはどうすればよいのか、大学のあり方をそれぞれの組合で考えられておられると思います。公大連は、それぞれの組合での活動を的確にサポートする全国組織を目指しておりますので、本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
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